<ウェブサイト名>

<現在の時刻>

出典: 標準

このサイトではJavascript機能をOnにしてご利用ください。 ページの本文へ 日本語 English 中文 RIETIについて サイトマップ ヘルプ お問い合わせ 論文検索サービス サイト内検索 メニュー 研究テーマ プログラム (2024-2028年度) プログラム (2020-2023年度) プログラム (2016-2019年度) プログラム (2011-2015年度) 政策研究領域 (2006-2010年度) 主要政策研究課題 (2003-2005年度) 経済産業省共同プロジェクト プロジェクトコンテンツ 調査 フェロー(研究員) 肩書き別一覧 アルファベット順 過去の在籍者 フェローの活動 論文 ディスカッション・ペーパー(日本語) ディスカッション・ペーパー(英語) ポリシー・ディスカッション・ペーパー(日本語) ポリシー・ディスカッション・ペーパー(英語) テクニカル・ペーパー(日本語) テクニカル・ペーパー(英語) ノンテクニカルサマリー 英文査読付学術誌等掲載リスト Research Digest 政策分析論文 調査レポート 論文検索サービス 出版物 RIETIブックス(日本語) RIETIブックス(英語) 通商産業政策史 著者からひとこと RIETI電子書籍 年次報告書・広報誌(RIETI Highlight) その他出版物(日本語) その他出版物(英語) イベント シンポジウム ワークショップ BBLセミナー 終了したセミナーシリーズ データ・統計 JIPデータベース R-JIPデータベース CIPデータベース JLCPデータベース 日本の政策不確実性指数 産業別名目・実質実効為替レート AMU and AMU Deviation Indicators JSTAR(くらしと健康の調査) RIETI-TID 長期接続産業連関データベース マイクロデータ計量分析プロジェクト 海外直接投資データベース ICPAプロジェクト リンク集 コラム・寄稿 コラム Special Report EBPM Report フェローに聞く フェローの連載 世界の視点から 特別コラム 新聞・雑誌等への寄稿 特別企画 経済産業ジャーナル 研究テーマ フェロー(研究員) 論文 出版物 イベント データ・統計 コラム・寄稿 サイトマップ ヘルプ お問い合せ 閉じる ホーム コラム・寄稿 フェローの連載 ブロードバンド戦略 ブロードバンド戦略 ブロードバンド戦略 勝敗の分かれ目 印刷 執筆者 著:池田 信夫 出版社 日本経済新聞社 / 定価1600円+税 ISBN 4-532-14945-2 発行年月 2001年12月 購入 Amazon.co.jp / ビーケーワン はじめに/目次 参考文献・リンク集 池田信夫:その他の著書・論文・書き物 用語解説 略語対照表 正誤訂正 内容紹介 世界的な「IT不況」は予想以上の広がりを見せている。ドットコムの破綻に始まったバブルの崩壊は、ISPやコンピュータ・メーカーを巻き込み、通信会社や半導体メーカーへとサプライ・チェーンをさかのぼり、日本を含むアジアに飛び火している。これを見て、IT(情報技術)そのものの将来を悲観する見方も多いが、歴史を振り返ってみればわかるように、これはインターネットの終わりではなく始まりの兆候である。 産業革命以来、鉄道、石油、自動車、電話などの新しい産業が生まれた時期には、同じような「ゴールド・ラッシュ」が起こり、多くの企業が参入したが、価格競争の消耗戦と買収・合併をへて生き残ったのは、スタンダード石油やGM(ゼネラル・モーターズ)など、ごく一部の巨大企業だった。大部分の投資家は損をしたが、産業は発達し、消費者は大きな利益を得た。 アマゾン・ドットコムの創業者ジェフ・ベゾスは、これを「カンブリアの大爆発」(約5億年前に突然多くの化石に残る生物が出現した現象)になぞらえている。環境の変化にともなって新しいタイプの生物が生まれるときには、まず突然変異によって多様な種が爆発的に生まれ、その中から強い種が選ばれることによって安定した生態系が形成されるのである。 その意味で、DSL、光ファイバー、無線LANなど多くのブロードバンド・サービスが一斉に登場し、激しい値下げ競争が始まった現在の日本は、「大爆発」の時期に入ったように見える。これは日本経済全体にとっても大きなチャンスである。現在のインターネットを支えているのがパソコンやソフトウェアなどの米国主導の産業であるのに対して、ブロードバンドの用途として想定される映像や音楽は、日本の家電産業の得意分野だからである。 ところが日本の企業や官庁が力を入れているのは、次世代携帯電話やデジタル放送である。電話とテレビは20世紀の大衆社会を代表するヒット商品だが、その成功体験の延長上に新しい産業が生まれるかどうかは疑わしい。インターネットは、こうした技術のよって立つ産業構造を根底からくつがえしたからだ。これまで日本がインターネットに立ち後れてきたのは、長期的な戦略なしに電話会社は古いインフラにこだわり、政府は電話時代の規制の延長上で利害調整を続けてきたためだ。そして、いまだに放送局も電機メーカーも旧来の発想を脱却できず、インターネット時代の戦略を描けていない。 インターネットは「eビジネス」や「ドットコム」と同義ではない。バブルが崩壊しても、インターネットの通信量は世界全体で倍増しており、電話網からIPネットワークへの変化は不可逆で全面的である。IPは効率において電話をはるかにしのぐばかりでなく、何よりもすべての情報を同じインフラの上で競争させることによって、自由で多様なサービスを実現するからである。それは電話会社や放送局がインフラから情報まで独占して「配給」する社会主義からユーザーを中心とする市場経済への移行であり、移行期にはさまざまな混乱がともなうが、もとの社会主義に戻ることはありえない。 本書は、こうした観点から、ブロードバンドの経済的・社会的な意味を考え、それに対応するために政府や企業にはどんな戦略が必要かを考えるものである。したがってハウツー的な技術情報は書かれていないので、「DSL業者はどこがよいか」といった知識を求める読者は、他の本を読んだほうがよい。 私は、2001年春まで国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(グローコム)に勤務し、多くの企業のご支援を得て「ワールドワイドビジョン・イニシアティブ」(WWVi)という非営利組織を結成し、ブロードバンド時代を実現するための技術的・経営的・制度的な課題について考えてきた。本書は、その活動の総括ともいえる。 1999年にWWViが"TV over IP"というスローガンを掲げてスタートしたとき、多くの企業や官庁の反応は「何をいっているのか」という調子だった。当時はダイヤルアップ接続のインターネットも普及し始めたばかりで、テレビは「デジタル放送」によって次世代のメディアになると信じられていたからだ。今の状況を見ていると、時代がようやくWWViの発足時の理念に追いついてきたように見えるが、2年間の調査や実験でわれわれが学んだことは、逆にブロードバンドへの道は予想よりも遠いということだった。 本書は「モジュール化」して書かれているので、各章は独立に読める。特に技術的知識のある読者は、第1・2章は飛ばしてよい。逆に第5章は技術的な話題が多いので、一般のユーザーは省いてもかまわない。手っ取り早く結論を知りたい読者は、第7章を読んでから疑問を抱いた点について前にさかのぼって読んでもよい。専門書ではないので、技術的な話は最小限にしたが、やむをえず一般になじみのない通信技術についてやや細かく記述したところがある。これは論旨を明確にするための説明なので、みずみまで理解していただく必要はない。カタカナやアルファベットもなるべく減らすよう努力したが、結果的にはかなり略語が多くなったので、本文には綴りを書かず、巻末の索引にまとめた。 本書は、これまで私がグローコムの研究報告書や雑誌などに書いた原稿をもとにして書き直したものである。原稿の骨格は早くからできていたが、私の職場が変わるなどの事情で執筆が遅れるうちにどんどん状況が変わり、後半を書いているうちに前半の原稿が使えなくなって、結局ほぼ全面的な書き下ろしとなった。特にNTTをめぐる問題については、公文俊平所長を初めとするグローコムのスタッフと議論した結論を林紘一郎氏と共著で書いた論文をもとにしている。3年半にわたって研究を支援してくださったグローコムのみなさんと、WWViをご支援いただいたメンバーの方々にあらためてお礼を申し上げたい。また編集作業を手伝ってくれた小室健君と、遅れる執筆を忍耐強く待ってくださった日本経済新聞社の堀口祐介氏にも感謝したい。 池田信夫 目次 ※第一章(全文)をPDFファイルでお読みいただけます。 ダウンロード [PDF: 84KB] はじめに 第1章 ブロードバンドとは何か マルチメディアからブロードバンドへ超高速インターネット/ブロードバンドは「マルチメディア」ではない/ニワトリと卵 すべての道はIPへ「収穫逓増」の幻想/技術と組織のモジュール化/インターネット革命/Everything over IP/メディアの生態系 コラム:インターネットとパケット交換 第2章 最後の1マイル DSLとケーブル・インターネットISDNの失敗/DSLブームの光と影/ケーブル・インターネット 光ファイバー時代は来るか余る光ファイバー/「100メガ6000円」の衝撃/NTTは変われるか 第3章 通信と放送は融合するか ニューメディアとマルチメディアINSとキャプテン/ビデオ・オンデマンド/宙に浮いた放送衛星/失速する通信衛星/マルチメディアからインターネットへ ハイビジョンの悲劇長すぎた春/政治に翻弄された革命/「ハイビジョンつぶし」のためのデジタル放送/HDTVのアンバンドリング デジタル放送の泥沼つまづくBSデジタル放送/データ放送の大失敗/破綻した地上波デジタル化計画/アナアナ変換のアナクロニズム/挫折した米国のデジタル放送/デジタル放送の「真珠湾」 コラム:IP over DTV 第4章 メディアの変貌 コンテンツは王様かマスメディアは「すきま産業」/コンテンツからコミュニケーションへ/視聴率のパラドックス/テレビ業界・搾取の構造/映像産業の可能性 情報は自由を求めているナップスターの衝撃/著作権の呪縛/オープンソース/コピーライトは「著作権」ではない コラム:映像のデジタル化 第5章 インターネットを超えて インターネットかブロードバンドか「100メガビット」の落とし穴/ボトルネックはインターネット/ベスト・エフォートから帯域保障へ/インターネットの終わり? IPから光スイッチへIPv6は日本を救うか/共有地の悲劇/帯域の過剰/全光ネットワーク/ストレージ・ネットワーク コラム:ラムダ・ルーティング 第6章 電波はだれのものか 携帯電話の限界iモードの奇跡/第3世代携帯電話はブロードバンドになれるか/携帯電話の政治力学/周波数オークションの惨劇 無線インターネット革命無線LANの登場/ユーザーによるユーザーのためのネットワーク/無線インターネットを阻むもの 電波社会主義の解体巨大な荒地/周波数と所有権/電波のIP化/帯域の市場 コラム:固定無線 第7章 日本の戦略 IT政策の貧困郵政省対NTTの16年戦争/「ドミナント規制」の愚/「マイライン」の不毛/天動説行政の病理 NTT問題との訣別不良債権となる電話網/「普通の会社」への道/ユニバーサル・サービス/NTTが変われない本当の理由/NTT完全民営化への提言/電話会社からIPカンパニーへ テレビの終焉最後の護送船団/NHKとNTTの競争/放送業界の「民営化」への提言/放送の通信への統合 大競争時代のIT戦略垣根行政から階層モデルへ/アンバンドリングの限界/設備ベースの競争/日本の岐路 フェローの連載 空間経済研究ノート 海外レポートシリーズ:欧州からのヒント 経済問題:WHY? 小林慶一郎のちょっと気になる経済論文 海外レポートシリーズ:国際金融情報スーパーハイウェイの建設現場から 中国経済新論 ガバナンス・リーダーシップ考 農業・食料問題を考える 山口一男の日本社会論 社会保障・経済の再生に向けて Economics Review 国際貿易と貿易政策研究メモ 中国経済新論 検証:日本の通商政策 ブロードバンド戦略 ブロードバンド時代の制度設計 ブロードバンド戦略 勝敗の分かれ目 RIETI政策シンポジウムIII「ブロードバンド時代の制度設計」 ブロードバンド研究に有用なリソース集 外交再点検 W杯開催の事後検証 対談・経済政策の選択肢 海外レポートシリーズ:ハーバードAMPの現場から 社会システムデザイン研究会 情報発信 ニュースレター 更新情報RSS配信 Facebook X YouTube 研究テーマ プログラム (2024-2028年度) プログラム (2020-2023年度) プログラム (2016-2019年度) プログラム (2011-2015年度) 政策研究領域 (2006-2010年度) 経済産業省共同プロジェクト プロジェクトコンテンツ 調査 フェロー(研究員) 論文 ディスカッション・ペーパー(日本語) ディスカッション・ペーパー(英語) ポリシー・ディスカッション・ペーパー(日本語) ポリシー・ディスカッション・ペーパー(英語) テクニカル・ペーパー(日本語) テクニカル・ペーパー(英語) ノンテクニカルサマリー 英文査読付学術誌等掲載リスト Research Digest 政策分析論文 調査レポート 論文検索サービス 出版物 RIETIブックス(日本語) RIETIブックス(英語) 通商産業政策史 著者からひとこと RIETI電子書籍 年次報告書・広報誌(RIETI Highlight) その他出版物(日本語) その他出版物(英語) イベント シンポジウム ワークショップ BBLセミナー 終了したセミナーシリーズ データ・統計 JIPデータベース R-JIPデータベース CIPデータベース JLCPデータベース 日本の政策不確実性指数 産業別名目・実質実効為替レート AMU and AMU Deviation Indicators JSTAR(くらしと健康の調査) RIETI-TID 長期接続産業連関データベース マイクロデータ計量分析プロジェクト 海外直接投資データベース ICPAプロジェクト リンク集 コラム・寄稿 コラム Special Report EBPM Report フェローに聞く フェローの連載 世界の視点から 特別コラム 新聞・雑誌等への寄稿 特別企画 経済産業ジャーナル RIETIについて 個人情報保護 ウェブアクセシビリティ方針 RIETIウェブサイトについて サイトマップ ヘルプ お問い合わせ 経済産業省 独立行政法人経済産業研究所(法人番号 6010005005426) 当サイト内の署名記事は、執筆者個人の責任で発表するものであり、経済産業研究所としての見解を示すものでは有りません。掲載している肩書や数値、固有名詞などは、原則として初掲載当時のものです。当サイトのコンテンツを転載される場合は、事前にご連絡ください。 "ページの先頭へ戻る

ステークカジノの入金方法は? ユーバンクステニス バトルドワーフ カジノジャックポット当たった
Copyright © The Paper All rights reserved.